Offline Meeting Report
水トリュフリレーOFF

 7月の15日から16日にかけて行われた「水トリュフリレーOFF」のレポートです。今回は関東圏と地元福島を結んだリレー形式をとりましたので、関東圏代表の宮里仁さんと、関東・福島の橋渡しをしていただいた佐藤美和子さんからのレポートを中心に、二部構成でお送りします。




話題の水トリュフとそれを待つ福島組の面々

<第一部:関東編(7月15日)>

 掲示板に話題が上ったものの、福島での入手が困難と判明したモロゾフの「水トリュフ」。この未知なる洋菓子をぜひ味わいたいという福島組の期待を一身に受け、使者・佐藤美和子(HN : みわ)さんが上越新幹線のトラブルに巻き込まれながらも無事東京に到着。関東組の熱烈な歓迎を受け、水トリュフリレーOFFが開始された。

 有楽町駅より徒歩10分弱。官庁街の昼のオアシス、日比谷公園。そのほぼ中央にある、園内で一番大きい噴水を囲む縁の中で、今回の主役、水トリュフのお披露目。カップを見て、ふたを外し、シロップ・ゼリー・チョコの順に味わい、その度に感動が走る。そして「おいしぃ〜!」を連呼。喫茶店のアイスクリームをのせる器に乗せて出されたら、さぞ大好評だろう。土曜日で、スーツ・制服姿の人こそまばらであったが、周囲の目が、我々の手にする見慣れぬカップに集まったのは言うまでもない。


初もんじゃの人々

 猛暑の中、ひとときの安らぎを得た我々は、有楽町駅に戻って地下鉄有楽町線に乗る。新木場方面へ向かい3つ目の駅、月島。月島は、その名の通り中央区内の小さな島だ。5つの橋が架かり、地下鉄も通る便利な産業地区である。海の香りのするこの街で、有名な食べ物が「もんじゃ焼き」。60余店の加盟する、月島もんじゃ振興会。その店が立ち並ぶ月島西仲通り商店街の光景は、まさに圧巻の一言に尽きるであろう。ちょうど昼時を迎えた我々は、そのうちの一つ、「蔵」という店へ入った。もんじゃ焼きは、基本形(キャベツ・鰹節)に好みの具をトッピングをしていく(別料金)。「明太もちチーズもんじゃ」がその日のオススメだったが、筆者以外初挑戦ということもあり、定番もの(豚&切りイカ、紅しょうが&ベビースター&ベーコン)でもんじゃに挑む。「これがもんじゃなのか・・・」と食べる表情は、絶妙な焦げ具合が味わいを広げ、曇りない晴れの笑顔であった。


左:井上トロと記念写真/右:ポケステサイズのえいちゃん・・・?

 再び有楽町に戻り、阪急百貨店へ。ギャラリーコーナーには、PlayStationの人気ソフト「どこでもいっしょ」生誕一周年記念催が行われていた。佐藤江威子(HN : えいちゃん)さんに引っ張られるまま、一同で中へ。単語を憶えさせるコーナーでは、えいちゃんが「F.M.H.R.」を登録。関東支部長(仮)の足跡を残し、記念撮影をする。その後、一行は徒歩で銀座へ向かい、晴海通り沿いのカフェに入店。店員の計らいで専用席を用意していただき、高校時代の思い出から近況について歓談。銀座の町に映えるOFF会となった。


銀座のドトールで歓談

<第二部:福島編(7月16日)>

 この暑さの中、私は無事福島まで水トリュフを持ち帰ることができるのだろうか・・・。憂鬱な気持ちになりながらも、18時12分、福島組の皆さま方の期待にそえるべく、東京を出発しました。新幹線の中は適度に冷えていて、これなら水トリュフも大丈夫だろうと一安心です。

 19時46分、福島着。福島組の皆さまにお出迎えしてもらい、佐藤憲吉(HN : kenki)さんにブツの入った紙袋を持ってもらいながら「傾けるな〜」といばりまくり、菅野禎(HN : かしら)さんの愛車に乗り込んで方木田の天狗に到着。料理と飲み物を注文した後、水トリュフのお披露目です。「お〜っ! これが・・・」と感激の声が上がり、秋元康宏同窓会長(HN : WebMaster)が写真を撮影。水トリュフを堪能すると、予想通り「おいしぃ〜」の声が店内に響きました。昨日同様、こちらでも高校時代の話からはじまり近況報告まで、初対面の人も多いながら、実に楽しく過ごすことができたと思います。途中、かしらさんの携帯端末からF.M.H.R.の掲示板へリアルタイムでカキコしたりと、とても充実したOFF会となりました。天狗到着時には、「本当にここで食べるの?」という男性陣の心配をよそに、「みんなで食べるんだから、どうってことない!」という女性陣の一言で、店内にて水トリュフを食するという暴挙に出ましたが、この日だけはどこで何を食べたって許されるのです。だって、私たちが水トリュフを食べている間に、お空ではなんとお月さまが食べられてしまっていたくらいなのですから・・・。


天狗店内で神をも恐れぬ暴挙に出る人々

 OFF会初参加の私でしたが、皆さんにこんなにも喜んでいただけて、水トリュフ運び人としましては、これ以上の喜びはございません。暑い中、がんばって持ち帰った甲斐がありました。DONさん、えいちゃん、予想通り迷子になってしまったけど、東京ではお世話になりました。かしらさん、kenkiっちゃん、うぇぶまさん、あっきぃさん、福島ではお出迎えありがとうございました。


おまけ:似てます・・・よね?

Photo : 文理科1期生・宮里仁(HN : DON)& 情報会計科1期生・秋元康宏(HN : WebMaster)
Report : 文理科1期生・宮里仁(HN : DON)& 国際文化科3期生・佐藤美和子(HN : みわ)
Update : 2000.07.29