Offline Meeting Report
山形蕎麦ツアーOFF

 5月6日に行われたF.M.H.R.初のOFF会「山形蕎麦ツアーOFF」のレポートです。快晴とはいきませんでしたが、比較的天候にも恵まれ、大変素晴らしいツアーになりました。山本・松崎両幹事には、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。また、新たなOFF会の企画案がありましたら、どんどんご提案ください。




そば街道の看板と板そば「うす毛利」

 去る5月6日の土曜日、F.M.H.R.初のOFF会が、情報会計科1期生の山本早苗・文理科3期生の松崎厚史両幹事によって催された。今年初めに数人の同窓生が集まって、喫茶店で楽しいひとときを過ごしたことがあり、アレを初のOFF会とする見方もなくはないのだが、この時の参加者は5人。内、F.M.H.R.への参加者は僅か3人であり、これをOFF会とするにはあまりに寂しいものがあるので、今回の蕎麦ツアーを初のOFF会ということにしたい。

 掲示板をご覧の方にはご存知のことと思うが、事の起こりは松崎厚史さん・ハンドル名"まつ"さんの山形転勤だった。山形と言えば蕎麦の本場。自他共に認める蕎麦好きの山本早苗さん・ハンドル名"あっきぃ"さんの「本場の美味しいお蕎麦をぜひ食べてみたいので、有名なお蕎麦屋さんを教えて欲しい」との要望にまつさんが応え、"蕎麦ツアー"なるものが企画された。これに、情報会計科2期生の左藤江威子さん・ハンドル名"えいちゃん"をはじめ、多くの同窓生が参加を希望。企画立案から実行まで僅かひと月というスピードで催されることとなった。

 5/4の参加応募締め切り時には、参加者は総勢10名(同窓生9名)にまで達した。朝9時30分、福島駅西口に集合した10人は、3台の自家用車に分乗。山形県村山市・最上川三難所のそば街道十四番店「あらきそば」へと向かった。あらきそばはそば街道でも最も有名な店で、古い農家の家屋を利用した建物は何と築180年だとか。ゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、店は大盛況。建物の中はもちろん、外にまで蕎麦を待つ人が溢れ、我々も到着から30分ほど間、店の周りに咲き乱れるヤマブキを眺めながら順番を待った。
鮮やかな黄色が目に眩しいヤマブキの花

 メニューは僅か3つのみ。量の多い「昔毛利」と、その半分の量の「うす毛利」、そして自家製の味噌でじっくりと煮込んだ「にしんの味噌煮」である。この日は客が多かったせいか昔毛利はなく、全てうす毛利であったが、このうす毛利ですら、通常のもり蕎麦の倍程度の量がある上、割り箸よりも太い麺はコシがあって食べ応え充分。にもかかわらず、10人中4人が蕎麦の追加をしたのは、それだけここの蕎麦が格別に美味であったということだろう。にしんの味噌煮も骨まで柔らかく、このレポートを読む全ての人に一度は味わってほしい逸品である。


あらきそばと寒河江ダムでの集合写真


高さ112mの巨大な水柱
 空腹をたっぷりと満たした後は、再び車を走らせて寒河江ダムへ。ここの名物は何と言っても日本最大、世界でも第4位を誇る大噴水だろう。この噴水、すぐ側を走る国道112号にちなんで、その高さは112メートル。最大時には何と149メートルにまで達するというからオドロキだ。まつ幹事の事前調査が功を奏し、1時間に1回しか行われない噴水を、到着して僅か10分程度で見ることができた。完璧なタイムスケジュールと言えよう。言葉で112メートルという数字を聞いても、なかなかピンとくるものではないが、実際にこの目で水柱を見ればその壮大さは一目瞭然。月山湖の雄大な景色とあいまって、日常のストレスを一掃してくれる光景である。


 最後は旅の醍醐味、買い物である。寒河江ダムを後にした我々は、チェリーランドさがえを訪れた。ここも他に違わず大盛況で、駐車場はほぼ満車状態。活気溢れる人込みの中、"なんばんみそ"や"しそあんず"など、それぞれ思い思いのお土産を買い込み、帰路に就いた。
チェリーランドさがえにて楽しい買い物

 今回のツアーは、前述のとおり企画立案から実行までの準備期間がほとんどなかったにも関わらず、まつ幹事の綿密な下調べと、あっきぃ幹事の徹底した連絡によって大成功を収めた。まつさんも永年(終身?)幹事を引き受けてくれたようだし、今後も素晴らしいOFF会を催したいと考えているので、今回残念ながら参加できなかった参加者も、次回以降は遠慮なく参加してほしい。

 最後に、今回の蕎麦ツアー参加者から次々と喜びの声が届いているので、それらを紹介して、レポートを終了したいと思う。


文理科1期生・宮里仁さん(HN : DON)
 F.M.H.R.企画の蕎麦ツアーに参加でき、嬉しいです。高校時代の懐かしい思い出と、東京から参加するという手間を、BBSが満たしてくれました。旧交を深めるには、自分でも動かないと・・・と実感しました。次の企画が楽しみです。

情報会計科2期生・佐藤江威子さん(HN : えいちゃん)
 とっても楽しいツアーでした。蕎麦を食べるということをメインにして、欲張りすぎなかったのは正解だとおもいます。蕎麦もとってもおいしかったし、おみやげもたくさん買えたし、大満足でした。あと、くろっさんの彼女さんなど、初お目見えの方にも楽しんで頂けていたようで、こういった気さくな雰囲気の催しっていうのはとってもよいのではないでしょうか。またこういった企画があれば、是非参加したいです。

情報会計科3期生・黒田新さん(HN : くろっ)
 福島で7:30頃に解散して、その後荷物を取りに実家に戻り、その日の11:00くらいに いわき に戻ってくることが出来ました。朝起きて空を見上げたときには、ドンヨリ曇って、しかも寒い。「やれやれどうなることやら・・・」と思いながら、つぶらな目で私を見つめて「連れてってくれんでしょ?」と訴える 連れ1号のほ〜むず君 と いわき から連れてきた 連れ2号ともども参加させていただきました。最初に寄ったお蕎麦屋さん。なんか地味なところにありましたねぇ。普通に走ってたら、絶対見つかんないかも・・・。でも、お蕎麦、美味しかったですねぇ。1本1本の長さが短くて、さらに長さが微妙に違う・・・。「ぷりぷりっ なんじゃこりゃ」と思わせる麺でしたが、なかなかコシがあって美味しい麺でした。その後に寄った寒河江のダム。飛び降りている人、見てみたかったなぁ・・・。やっぱりここは、参加者全員を楽しませるべく、幹事の方にはぜひぜひ飛び降りていただきたかったなぁ、と思うのは私および連れ1号2号だけではないと思います。次回、期待してますよ > まつ。ちなみに、ここでさくらんぼヨーグルトとラフランスヨーグルトを買ったのですが、ウチの親と連れ2号に強奪されてしまい、結局1口も食べておりません(俺のヨーグルトを返してくれ)。この後、チェリーランド寒河江でお土産タイムとなったのですが・・・。私とラブリーほ〜むず君は、しばしベンチで休憩でした。よってくるギャラリーに向かって、「飼い主はカッコ良いし、ほ〜むず君もかわいくて、見てみたくなる気も分かるが、向こうに行ってくれ!!」と心の中で思っていたのはナイショです。ってなわけで、とても充実した一日でした。ところで、急な呼び出しにもかかわらず、参加して(巻き込まれて)くれたヤギさんと、幹事のまつさん、お疲れ様でした。次回も頑張ってくださいね。

情報会計科1期生・山本早苗さん(HN : あっきぃ)
 あれから家についたわたくしは、ただ乗っていただけのくせにぐ〜ぐ〜と寝てしまいました。一度お風呂に起きて、その後さらにぐ〜ぐ〜寝てしまったんですねぇ〜。わたくしは、普段BBSでしかお話できなかったまつさんと、10年以上会ったことのない山岸くんと実際にお話ができて、とっても嬉しかったです。私は、どんな分野でもちょっと詳しいお話を聞くのが大好きで(とは言っても、自分は覚えられないのですが)、まつさんの道路やダムの話はとても楽しかったです。普段は会えない皆とも楽しく過ごせて、とてもステキな一日でした。「くろだホームズ」くんにはもうびっくり! えいちゃんとは抱擁できたし、ヤギくんから羊はもらうし、くろっさんと彼女には会えたし(しかも彼女、とてもステキな人だし)、DONちゃんやかしら、W.Mとも大好きな蕎麦を堪能できました。はて、実は今日、出社すべくエンジンをかけようとしたら、かからなかったのです。バッテリーが古くて、旅行のため四日間使わなかった間に電池がなくなったらしい。私の車が出ないことになっていて、本当に良かったです。旅行前まではバンバン動いていましたから、蕎麦ツアー当日になってダメということが判明していたら、大変なことでした。仕事は忙しくて、ストレスばっかりの毎日でした。そんな中、蕎麦ツアーは話が出てから昨日まで、ずっと楽しみの一つとして日々をこなしていくための活力剤となっていました。また明日から大変な毎日が待っていますが、清々しくスタートできることと思います。p(^_^)q 本当に有り難うございました! また、近いうちに何かの行事でお会いしましょう!

文理科3期生・松崎厚史さん(HN : まつ)
 終わってみての第1感は、やはり「無事に終わって良かった」ということでした。皆さんにはいろいろとご協力頂いて、幹事として時間に間に合うように無事に戻って来れたのが一番だと思っております。振り返ってみれば、発端は僕が山形県に転勤したことでしょうか?(笑) あっという間に話が盛り上がって、つい数ヶ月前にお会いしていた方から、名前しか分からなかった方まで、県内から遠方まで、日程が急だったにも関わらず、参加の書き込みをいただきました。最初はそんなに大袈裟にはならないだろうとの安易な考えでしたが(^^; 人数が集まってみると、だんだんと責任の重大さが身にしみてきました。肝心の連絡役はあっきぃさんのおかげでスムーズに運んだので、助かりました(あっきぃさん、本当にお世話になりました)。僕は情報処理研究部に籍を置いていたものの、コンピュータ関係の仕事には就かず、現在はひそかに公務員をしてますので、違う職業の皆さんと、そして多少なりとも同じ時間を過ごしたことのある皆さんとお会いすることが出来て、大変に嬉しかったです。僕個人としても「あらきそば」の蕎麦を食べるのは4年ぶりでしたし、寒河江ダムに至っては(下見を除けば)5年ぶりでしたので、久しぶりに寒河江ダムを見られると思って楽しみにしておりました。またこういう機会があれば車を飛ばして福島に帰って是非参加したいと思ってますし、準備程度ならいくらでもお手伝いしたいと思ってますので、ちょっと離れたところに住んでますが、気にせずに気軽に声を掛けていただければと思っております。今度は、もっと気軽に、同窓会員だけじゃなく家族も参加できるような機会があればと思っております。参加された皆さん、つたない幹事でいろいろとご不満もあったかと思いますが、本当にお世話様でした。またお会いできる日を楽しみにしています!

Photo & Report : 情報会計科1期生・秋元康宏(HN : WebMaster)
Update : 2000.05.12