Conference
第8回総会・懇親会

 8月16日、福島グリーンパレスにおいて第8回総会および懇親会が催されました。ここでは、そのときのもようを写真を交えて紹介いたします。なお、昨年度は役員改選があり、任期は2年(ただし、再任を妨げない)であることから、今年度は役員の改選はありませんでした。



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<学年、学科、現・旧教職員がシームレスに盛り上がった懇親会の様子>


 一度見せた秋の気配をすっかり失い、再びエネルギッシュな夏の暑さを取り戻した8月16日、福島グリーンパレスにおいて同窓会第8回総会および懇親会が開催されました。お盆明けの、しかも月曜日ということで、当初は参加人数的にかなり厳しいのではと懸念されましたが、飛び入りでご出席いただいた方を含め、40名を越える予想外の参加人数となり、事務局はうれしい悲鳴を上げることになりました。とはいえ、早々に会場に足をお運びいただいた10期生の方の「5〜600名は来るのかと思いました」との所感のとおり、約3,000人の総会員数を思えば、例年のことながら異常に出席率が低いという事実は認めざるを得ません。第1期生がもうすぐ30代に手が届こうとするいま、「まだまだ若い組織だから・・・」という甘えは、そろそろ捨て去らなくてはならないのかもしれません。

 総会は、定刻より若干遅れて始まりました。情報会計科第1期卒業生で、現在は母校にて商業科教諭ならびに同窓会事務局員を勤める齋藤正義先生の司会進行のもと、情報会計科第4期卒業生の高橋夏樹君が議長に選出され、議事が進行されました。国語科教諭・同窓会事務局員の新妻健先生から平成10年度事業・決算報告がなされると、会計監査代理の情報会計科第1期卒業生・伊藤靖則君から適正に支出された旨の監査報告があり、会場からは拍手で承認されました。その後、平成11年度の事業計画および予算案が提示され、これも拍手で承認されています。

 このあと催された懇親会では、第10期生の若手パワーに支えられ、例年にない異様な盛り上がりを見せました。中には、同学年の仲間が一人もいない、というような学年もありましたが、そこはそれ、同窓会の中では先輩も後輩もない、シームレスな集団です。同じ学校を出ていながらも、通常では知り合うことすらできない年代の離れた人たちと仲間になれるのが同窓会です。ここでは、学年も学科も関係ありません。掲示板に、「楽しいものなら参加してみたい」という書き込みがありましたが、はっきり言って今年のようなパワーがあるのなら、「楽しいもの」であることは保証します。必要なのは、「出席しよう」という意気込みだけですね。

 同窓会は、一部の誰かが作った組織ではありません。参加する・しないではなく、南高の卒業生がいれば、そこに同窓会は存在します。それでも一応、大きな額のお金が出入りする一つの組織ですから、「総会」という場面では、きちんとした、堅苦しい話もあります。が、今回参加された方にはおわかり頂けたと思いますが、(特に南高の同窓会は)実にざっくばらんな、気さくな雰囲気の集まりです。まだ参加されたことのないみなさんには、この点を理解いただき、来年以降の総会・懇親会では、一人でも多い方々に参加していただけることを願って止みません。